
甘いはうまい・・・青汁
私、株式会社シマヤの田中と申します。
「ぶちうまいシリーズ商品」の開発責任者です。
この「ぶちうまいシリーズ商品」の五男とも言うべき「はなっこリー甘い青汁」の開発についてお話をさせていただきます。
「はなっこりー」は山口県内だけで栽培されているオリジナルの緑黄色野菜です。
ブロッコリーをお父さん、サイシンをお母さんとして平成2年に山口県農業試験場で産声を上げました。
平成11年には正式に品種登録され、現在山口県全域で栽培されています。
「はなっこりん」というかわいいキャラクターも歌もできていて、山口県全体で拡売に努めている野菜なのです。
■はなっこりーが主役
私たちは、この「はなっこりー」を使って「青汁」を作る決意をしたのです。
「野菜を扱ったこともないのに無理だよ」「原料手配が大変だよ」「青汁はもうたくさん市場にあるよ」など周囲の声は、それはもうコテンパンの状態です。
強気で慣らす私もさすがに「フー」っと深いため息を何度もつきました。
開発の担当者もどこか疑心暗鬼です。
それでも「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」の言葉が、私の背中を「ジワリジワリ」と押し続けるのです。
首をかしげている開発担当者に、「キッパリ」と「お前と心中」と宣言をしたのでした。 私たちは早くからこの「はなっこりー」には注目していました。
山口県内でしか栽培されていない、県をあげての宣伝活動がなされているなど「地域発信型商品」を意図する「ぶちうまいシリーズ商品」に「バッチリ」の素材でありました。ただ、これまでに開発してきた「ぶちうまいシリーズ商品」は調味料商品だったこともあり、「はなっこりー」をどのように処理すれば調味料にできるかばかり考えていました。そして、厚い壁にぶつかっていたのです。
調味料の世界から一歩踏み出して考えても、「ふりかけ」や「お茶漬け」の具材程度の発想です。
調味料にしろ調味料的な商品にしろ、いずれにしてもはなっこりーが主役にならないのです。
答えはある日突然やってきました。
ふと「はなっこりーは甘い」と思った一瞬でした。
